集団的自衛権めぐり 政府報告書の後に与党協議へ[2014/03/26 10:32]

 安倍総理大臣が目指す集団的自衛権の行使容認を巡って自民・公明両党は、政府の有識者会議の報告書が出た後から与党内の協議を始める方針を確認しました。

 自民党・石破幹事長:「安保法制懇の報告書が出る前に何が出るかも分からないのに、(自公)両党で議論することにはならないだろう」
 このなかで自民党側は、集団的自衛権について、31日から10回程度の勉強会を党内で行う方針を明らかにしました。公明党側も勉強会で問題点の洗い出しを始めていて、26日の会合では、政府の有識者会議の報告書が提出された後に与党協議を行う方針を確認しました。自民党幹部からは、政府の報告書は5月の連休明けになるという見方も出ていて、官邸が描いているスケジュール感に遅れが出る可能性も指摘されています。

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