8億円借り入れ問題でみんなの党渡辺代表が辞任表明[2014/04/08 05:50]

 DHC・吉田嘉明会長からの8億円借り入れ問題で、みんなの党の渡辺善美代表が辞任する考えを表明しました。

 みんなの党・渡辺代表:「私は党に迷惑をかけない。そのために個人で借り入れをおこし、金利も個人で払うという方針でやってきたわけであります。しかし、それが残念ながら逆の結果をもたらしてしまったということは、党首として大いに反省しなければなりません。そして今回、その責任はすべて私にあるということから、代表の職を辞したい」
 渡辺代表はさらに、「一兵卒として邁進(まいしん)していきたい」と述べ、離党や議員辞職については否定しました。また、吉田会長からの借り入れについては、残金の5億5000万円をすべて返済したことを明らかにしました。そして、借入金については、政治資金規正法に抵触する選挙資金ではなく、違法性はなかったと改めて強調しました。みんなの党では次の代表について8日に役員会を開き、対応を協議します。

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