特定秘密保護法 自民党“国会監視組織案”を了承[2014/04/10 08:00]

 秘密保護法の施行に向けて、自民党のプロジェクトチームは、政府から特定秘密の運用状況の報告を受けたり、開示を求める新たな組織を国会に設ける案を了承しました。

 秘密保護法を巡っては、国会への特定秘密の開示方法や運用状況の監視などが課題として残っています。自民党の案では、衆参両院にそれぞれ「情報審査会」とする常設の組織を新設して、政府からの報告を受けるほか、特定秘密の提出を要求することなどが盛り込まれました。また、会議は非公開で行われ、漏洩(ろうえい)した議員には懲罰もあります。来週からは与党間の協議が始まりますが、公明党は衆議院と参議院で合同の組織を作り、秘密指定の適否を監視すべきとしていて、自民党の案とは隔たりがあります。

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