調査捕鯨の継続要求を全会一致で可決 衆院農水委[2014/04/16 20:07]

 衆議院の農水委員会は、国際司法裁判所で敗訴した調査捕鯨の継続要求を全会一致で決議しました。

 自民党・北村誠吾衆院議員:「(今後の我が国の捕鯨政策は)条約からの脱退を含む、あらゆるオプションを実行する決意を持って策定し、強力に推進すること」
 衆議院の農水委員会で全会一致で可決された決議では、先月に国際司法裁判所が下した南極海での調査捕鯨中止を求める判決について「誠に遺憾だ」としました。その上で、「我が国固有の伝統と文化である捕鯨が否定されたわけではない」と調査捕鯨の継続を求めています。政府としては、まず22日から予定されている北西太平洋での調査捕鯨を許可するかどうかを巡って難しい判断を迫られています。

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