「混合診療」解禁で歯止め策 政府・規制改革会議[2014/04/17 00:05]

 政府の規制改革会議は、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」を解禁するにあたって、安全性が確認出来ない医療は除外するなどの歯止め策を打ち出しました。

 規制改革会議は、6月に打ち出す成長戦略の目玉の1つとして、保険が適用される診療と適用されない診療を組み合わせた混合診療を、患者と医師の希望に応じて認めていく制度を提言しています。しかし、厚生労働省や日本医師会などが「安全性や有効性の確保が担保出来ない」などと反対の意見を表明したため、海外で承認された実績が無いものなどは適用範囲から除外するなどとしたルール案をまとめました。政府は、この案をもとに厚生労働省や与党などと調整に入りますが、難航が予想されます。

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