ロシアに追加制裁を 政府関係者23人にビザ発給停止[2014/04/29 15:00]

 政府は、ウクライナ東部の緊張緩和に向けた取り組みに進展が無いとして、ロシア政府の関係者ら合わせて23人のビザの発給を停止する追加制裁を発表しました。

 ウクライナ情勢を巡っては、米ロ両国とウクライナ、EU=ヨーロッパ連合の4者協議で緊張緩和の努力をすることで合意しました。しかし、その後もロシアは軍事圧力をかけているため、日本政府はアメリカやEUと歩調を合わせてロシア政府の関係者ら23人のビザの発給停止を発表しました。
 安倍総理大臣:「ウクライナ情勢については、話し合いを通じた平和的解決に向けて、欧州とどのような協力をしていくべきかについて率直な意見交換をしていきたい」
 安倍総理は、ヨーロッパ歴訪の出発を前にこのように述べて、訪問先のイギリス・フランス・ドイツの3カ国の首脳らと今後の対応について協議する考えを示しました。

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