政治

2014年5月4日 17:40

石破幹事長 集団的自衛権の法整備先送りを示唆

2014年5月4日 17:40

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 自民党の石破幹事長は、集団的自衛権の行使容認について、当初、目指していた秋の臨時国会での関連法案の提出を先送りすることもあり得るとの認識を示しました。

 集団的自衛権の行使容認を巡り、石破氏は政府見解が示された後に公明党との協議が始まるとの見通しを示しました。その上で、出来るだけ早く政府の方針を閣議決定すべきとの考えを強調しました。一方で、石破氏は、秋の臨時国会では集団的自衛権に関する法案よりも、離島の領域警備など武力行使に至らない段階の侵害に対応するための法案を先に審議する考えを示しました。さらに、「一度に一つの国会でというのはかなり難しい」と述べて、集団的自衛権に関する法案の提出は先送りすることもあり得るとの認識を示しました。

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