福島の子どものがん、他地域との比較も公表を 自民[2014/05/21 10:33]

 福島県で行われている子どもの甲状腺がんの調査について、自民党は引き続き調査を続けるとともに、他の地域との比較も公表するよう政府に要望しました。

 自民党の環境部会は、甲状腺がんと診断された子どもが50人となったことを受けて、環境省からヒアリングを行いました。これを受けて、甲状腺がんの調査を継続することや同様の調査をする場合は、他の地域との比較を必ず付けることを環境省に申し入れました。また、出席した議員からは、漫画「美味しんぼ」の描写を巡って、「福島県内での鼻血の調査も行うべきだ」という意見も上がりました。これを受けて、環境部会は、福島県内の医師会などに過去の臨床データの洗い出しなど調査を求めるよう環境省に指示しました。

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