「内閣交代で憲法解釈変更は荒唐無稽」高村副総裁[2014/05/21 14:40]

 自民党の高村副総裁は、集団的自衛権の行使容認に関し、「内閣が替わるたびに憲法解釈が変わるなど荒唐無稽の話だ」として、憲法の拡大解釈を懸念する公明党に理解を求めました。

 自民党・高村副総裁:「(集団的自衛権行使の)限定容認論ですら、これだけ抵抗があるということは、内閣が替わるたびにコロコロ憲法解釈が変わるなどということは百に一つもない、荒唐無稽の話だ」
 高村副総裁はまた、憲法解釈変更への慎重論に反論し、「今までの政府解釈との継続性や整合性も十分ある中での変更だ」と強調しました。
 一方、公明党の山口代表は、集団的自衛権の行使容認の閣議決定について、「与党協議が整わない限り出来ない」と牽制(けんせい)した上で、「期限ありきで議論するわけではない」と改めて慎重な姿勢を示しました。

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