安倍総理、集団的自衛権で今国会での閣議決定に自信[2014/06/07 07:15]

 安倍総理大臣はローマで同行記者団と懇談し、集団的自衛権の行使容認に向け、今の国会での憲法解釈変更の閣議決定に自信を見せました。

 (政治部・足立直紀記者報告)
 残り会期は2週間ですが、安倍総理は「決めるべき時には決めていかなければならない」と公明党に決断を迫りました。そのうえで、「風雪に耐えた連立与党で必ず結論を得られると確信している」と述べて、合意に自信を示しました。また、法人税減税については「来年度から実効税率を引き下げる」と明言し、今月末にまとめる「骨太の方針」にメッセージ性のある形で盛り込む考えを強調しました。さらに、拉致問題を巡る北朝鮮との合意に関しては、「万景峰(マンギョンボン)号の入港を認める予定はない」と北朝鮮側の要望を突っぱねました。ただ、永田町が注目している内閣改造などの人事については、「まだ全く考えていない」とはぐらかしました。

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