所得トップの国会議員は 歴代最高額の“30億円”[2014/06/30 10:32]

 衆議院と参議院は、国会議員の2013年分の所得を公開しました。トップは自民党の鳩山邦夫衆議院議員で、歴代最高額となる約30億円を報告しました。

 国会議員の所得公開は法律に基づいて毎年、実施され、対象の648人が報告書を提出しました。トップは前の年に続いて自民党の鳩山衆議院議員で、亡くなった母親から相続したブリヂストン株の売却益などにより、前の年の約10倍の総額29億3757万円でした。公開制度が始まった1992年分以来、歴代最高額です。国会議員1人あたりの平均所得も、鳩山議員が押し上げる形で前の年より約14%増えて2281万円で、安倍総理大臣は3377万円でした。復興財源を確保するため、歳費は2割カットされてきましたが、過去最低となった2011年分以降、2年連続で増加となりました。

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