パプアニューギニアに200億円のODAを表明 安倍総理[2014/07/11 00:05]

 オセアニアを歴訪中の安倍総理大臣はパプアニューギニアのオニール首相と会談し、インフラ整備などのため、200億円規模のODA(政府開発援助)支援を行う方針を伝えました。

 安倍総理大臣:「太平洋地域の平和と繁栄のため、両国で協力しながら貢献していきたい」
 会談で、安倍総理は企業投資をトップセールスで進めるとともに、今後3年間で200億円規模のODA支援を行うと伝えました。液化天然ガスなど資源が豊かなパプアニューギニアとの関係を強化し、中東に依存しないエネルギー供給の多角化を狙います。また、第2次世界大戦で約16万人の日本人が犠牲となり、未収容の遺骨が多く残されていることから、安倍総理はオニール首相に対し、収容の迅速化を求めました。安倍総理は11日、戦没者の慰霊碑を訪れ、実際の収容作業に関わる日本人と会談する予定です。

こちらも読まれています