日チリ首脳会談 鉱山開発など巡る関係強化で一致[2014/08/01 08:00]

 安倍総理大臣はチリのバチェレ大統領と会談し、鉱山開発への投資など銅の生産を巡る関係を強化することで一致しました。

 安倍総理大臣:「チリの優秀な投資環境により多くの日本企業がチリに進出し、両国の経済関係が一層発展するよう両国で緊密に協力していきたいと」
 首脳会談で取りまとめた共同声明には、鉱山開発やインフラ支援など日本の投資拡大が明記されました。特に銅の生産を巡っては、チリ側にもコスト削減に向け、日本の技術支援へのニーズがあり、協力関係を強化することも盛り込まれました。また、すでに発効しているEPA(経済連携協定)について農産物の関税引き下げなどの協議を今年9月にスタートさせるほか、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の早期妥結で協力することで合意しました。

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