7年ぶり公務員給与UPへ 年間平均で約8万円[2014/08/07 11:57]

 人事院は、今年度の国家公務員一般職の月給とボーナスを引き上げるよう内閣と国会に勧告しました。プラス勧告は7年ぶりで、年間平均では約8万円のアップとなります。

 公務員の給与は、民間給与を調査したうえで人事院が勧告する仕組みになっていて、一宮総裁が安倍総理大臣に勧告を提出しました。今回の勧告では、景気回復で民間企業の賃金水準が改善したことを受け、月給が平均で1000円程度、ボーナスが0.15カ月分引き上げられて、平均年間給与は7万9000円アップの約662万円となります。人事院勧告は2008年度から、月給、ボーナスともに引き下げか据え置きが続き、プラス勧告は7年ぶりです。公務員の給与はおととし4月から、東日本大震災の復興に充てる名目で平均7.8%削減されていましたが、今年4月からもとの水準に戻り、今回の勧告で引き上げられることになります。

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