安倍総理「救命救出に全力を」 広島・土砂災害[2014/08/22 00:05]

 広島市の土砂災害を受けて、政府は関係省庁の対策会議を開き、安倍総理大臣は救助活動に全力を挙げるよう指示しました。

 安倍総理大臣:「政府一丸となって、一刻も早い救命救出に全力を尽くして頂きたい」
 静養先の山梨県の別荘から総理官邸での対策会議に駆け付けた安倍総理は、被災者への支援にも力を入れるよう指示しました。安倍総理は、20日は総理官邸で古屋防災担当大臣に指示を出した後、再び別荘に戻りましたが、21日は都内の私邸に帰り、夏休みを打ち切りました。こうした安倍総理の対応に、野党からは批判の声が相次ぎました。
 民主党・大畠幹事長:「安倍政権の慢心と言いますか、ゆるみそのものが今回の総理の行動には表れているのではないか」
 また、社民党の又市幹事長も、「指示をしたからといって静養に戻るのは、私たちの常識からは外れる」と批判しました。これに対し、古屋大臣は「常に連携しながら対応している。対応に何の問題もなかった」と反論しました。

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