緊急時はヘリポートに使用 総理官邸前庭が緑地に[2014/08/23 11:56]

 総理大臣官邸の前庭にあった人工池が緑地に変わりました。前庭は緊急時にはヘリポートとして使われますが、より素早く対応できるようになります。

 総理官邸の正面玄関前の約1000m2のスペースは、2005年に循環式の人工池として整備されました。しかし、設備の老朽化で水漏れが起こったほか、コスト削減の必要性から、池を埋め立てて常緑の「タマリュウ」を植えて緑地に変えました。人工池にあった巨大な飾り石は残しました。工事は6月から始まり、今月17日に終わりました。費用は約7500万円ということです。総理官邸の前庭は、緊急時にはヘリポートの役割を担いますが、緑地化したことで水を抜く必要がなくなり、これまでより素早く対応できるようになるということです。

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