離島奪回を想定…陸自が「富士総合火力演習」[2014/08/24 17:41]

 国内最大級の実弾射撃訓練である陸上自衛隊の「富士総合火力演習」が、離島奪回を想定して行われました。

 今回の演習は、中国の海洋進出が拡大していることを念頭に、敵に侵攻された離島を奪回する想定で行われました。最新型の10式戦車や装甲車、戦闘機なども参加し、陸海空自衛隊の統合運用能力と尖閣諸島など離島防衛の強化をアピールしました。会場には、小野寺防衛大臣のほか、内閣改造を前に安倍総理大臣から安保法制担当大臣の打診を受けている自民党・石破幹事長の姿もありました。今回は、来場者約2万9000人に対し、応募が13万3000人を超え、安全保障に対する関心の高さをうかがわせました。

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