「落としどころが大事」 拉致問題で猪木議員[2014/09/01 01:03]

 北朝鮮を訪れているアントニオ猪木参議院議員は、拉致問題を巡る日朝の政府間交渉について「落としどころが大事だ」という見方を示しました。

 アントニオ猪木参院議員:「今の交渉が頓挫することはないと思いますけどね。いろいろ政治ですから。両方のやっぱり落としどころというのか、そういうものも大事だと思います」
 そのうえで猪木氏は、「どこか対話のドアを開けておかないといけない」と話し、今後も北朝鮮を訪問する考えを示しました。猪木氏は滞在中、朝鮮労働党の姜錫柱(カン・ソクチュ)書記と会談したほか、30日には、北朝鮮のナンバー2である金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長とも会談しています。猪木氏は、日朝関係の改善の取り組みの一環として平壌でプロレス大会を行い、2日間で約3万人の平壌市民が観戦に訪れたということです。

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