内閣支持率、53%に回復 「女性閣僚」過半数が評価[2014/09/08 11:50]

 安倍内閣の支持率は、最も高い時で68%を超えていましたが、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した後の前回は、45%と第2次政権発足後、最も低い数字となりました。しかし、今回の内閣改造で8ポイント増加して、53%まで回復。女性閣僚を大幅に増やしたことを半数以上の人が評価していることなどが背景にあります。

 ANNの世論調査は6日、7日の2日間で行いました。安倍内閣の支持率は、53.0%と前回調査に比べて8ポイント上昇しました。前回は第2次政権発足後、最低を記録しましたが、内閣改造を受けて回復しました。その内閣改造では、過去最多の5人の女性閣僚を起用しましたが、これを評価する人は57%に上っています。また、安倍総理大臣が年内に判断する消費税の10%への引き上げについて、引き上げ自体をやめる、もしくは時期を先送りするとした人が、合わせて約8割に上りました。次の衆議院選挙の時期については、再来年12月の任期満了で良いとした人が6割を超えました。当面は、選挙よりも経済政策などの課題に取り組んでほしいと思っている現状が浮き彫りになっています。

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