総理がコロンビア大で講演 学生からは厳しい質問も[2014/09/23 11:48]

 ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、コロンビア大学で学生に日米の交流の拡大を呼び掛けました。日本時間の23日夜、国連気候サミットに出席する予定です。

 会社員時代のニューヨーク勤務や父の安倍晋太郎元外務大臣を引き合いに出しながら、安倍総理は日米交流の必要性を熱く訴えました。
 安倍総理大臣:「人的交流は同盟の支柱だ。私自身、この言葉をもう一度、信念と情熱を持って語りたい」
 学生たちは、「日本経済をどう成長させるのか」「構造改革はできるのか」「中国との関係改善はできるのか」などと次々と厳しい質問を浴びせました。これに対し、安倍総理は、経済は女性や高齢者の活用で成長を目指す考えを示し、中国とは首脳同士が握手するだけで地域の平和につながると強調しました。日本時間の23日夜には国連総会に先立って開かれる気候サミットに出席します。スピーチでは、温暖化対策について、すべての国が参加する新たな枠組み作りに日本としても積極的に関わっていく考えを表明します。

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