女性初の衆院議長務める 土井たか子氏(85)死去[2014/09/28 17:50]

 女性初の衆議院議長を務めた土井たか子氏が、今月20日に亡くなっていたことが明らかになりました。85歳でした。

 病気療養中だった土井氏は、今月20日の午後6時ごろ、肺炎によって亡くなったということです。
 土井たか子氏(1989年7月):「いよいよ山が動き始めた」
 土井たか子氏(1986年9月):「やるしかない」
 1969年の衆院選で初当選した土井氏は、1986年に旧社会党の委員長に就任。1989年の参院選ではマドンナ旋風を巻き起こし、リクルート事件と消費税導入で自民党を追及、過半数割れに追い込みました。また、1993年には女性初の衆院議長にも就任しました。
 村山元総理大臣:「(選挙応援で)いっぱいダーッと通りに土井さんを見たいと思って(人が)集まった。ああいう人気は、あの人でなければ作れなかった人気ではないか」
 社民党・福島副党首:「政治のお母さんのような存在で、本当にショックを受けています」
 社民党・吉田党首:「足跡を残された方なので、大変残念です」
 葬儀、告別式は近親者だけで済ませていて、社民党として後日、改めて偲ぶ(しのぶ)会を開く予定です。

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