“核のゴミ”最終処分地 選定基準など専門家で検討[2014/09/30 11:57]

 政府は、いまだに決まらない「核のゴミ」の最終処分地について、具体的な場所を選ぶ要件や基準を決めるため、専門家による検討を始める方針を確認しました。

 菅官房長官:「政治の責任として処分地の選定を最大限、前進させるべく、一丸となって取り組まれることをお願いを致します」
 関係閣僚会議で、小渕経済産業大臣は、高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定にあたって、科学的見地に基づいた要件や基準を決めるため、専門家による議論を始める考えを示しました。原発で使われた核のゴミは、すでに1万7000tが保管されていますが、処分地に名乗り出る自治体がなく、国主導で選ぶ方針に切り替えていました。

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