「イスラム国空爆、自衛隊参加しない」総理が明言[2014/10/02 14:30]

 安倍総理大臣は、法整備が済んで集団的自衛権の行使が可能になっても、中東の過激派組織「イスラム国」に対する空爆などの武力行使に参加することはないと明言しました。

 みんなの党・行田邦子参院議員:「『イスラム国』への武力行使は長期化するとみられていますが、仮に集団的自衛権の行使を可能とする7月1日の閣議決定に基づいた法整備が行われた後、米国から軍事的支援要請があった場合、総理は拒絶されますか、どのような判断をされますか」
 安倍総理大臣:「先般の閣議決定のもとでも、かつての湾岸戦争やイラク戦争における敵を撃破するために大規模な空爆や攻撃を加えたり、敵の領土に攻め入るような行為に自衛隊が武力の行使を目的として参加することはありません」
 安倍総理はこのように述べ、関連法が整備された後でも、イスラム国に対する武力行使に参加することはないと明言しました。そのうえで、「軍事的貢献でない形で可能な限りの協力を行う」と強調しました。

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