「文通費」の使い道公開を義務化へ 維新が改正案[2014/10/22 14:28]

 国会議員に月額100万円支給されている文書通信交通滞在費について、維新の党は、使い道を公開するための歳費法改正案を国会へ提出しました。

 維新の党・江田共同代表:「年間1200万円もの税金が、領収書もなく公開もされず使われているという実態を早急に是正することが、必要最小限の我々、政治家全員の責務だ」
 文書通信交通滞在費、いわゆる「文通費」について、今の法律では使い道を「公の書類を発送、及び公の性質を有する通信をなすなどのため」としていますが、領収書の提出や公開義務はありません。そのため、使い道が不透明だとの指摘を受けています。改正案では、各議員に文通費の使い道を国会に報告するよう義務付けたうえで、国会がそれを公開することとしています。維新の党は、法律とは別に、文通費の使い道を12月中旬ごろから自主的に公開することにしています。

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