野党、今度は上川法務大臣を追及へ 宮沢大臣は謝罪[2014/10/24 11:51]

 国会では、野党が新しく就任した2人の閣僚への追及を強めています。「SMバー」問題の宮沢経済産業大臣に加えて、24日は上川法務大臣に対し、5年前の上川陣営の選挙違反について問いただしました。 

 (政治部・小田川雄一記者報告)
 攻勢を強める野党に対し、宮沢大臣は国会の場でも説明していく考えを示しました。
 宮沢経済産業大臣:「政治資金関係の手続きをしっかりやっていく。そういうことをしっかり国会の場でも説明させて頂きたい」
 ただ、野党側はこの問題のほか、所管する東京電力の株を保有している問題についても追及する構えです。一方、24日は上川大臣に対し、5年前の衆院選での後援会の選挙違反について問いただしました。これに対し、上川大臣は「反省して活動していく」と述べています。こうした状況を受け、自民党の谷垣幹事長は「国民の政治離れを助長している面もある」と述べ、議員の指導を徹底する考えを示しています。ただ、法案審議には大きな影響が出ていて、派遣法やカジノ法案の成立が危ぶまれています。

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