拉致再調査を直接聴取へ 政府代表団が平壌へ出発[2014/10/26 17:32]

 外務省の伊原アジア大洋州局長ら政府の代表団は、拉致被害者らの調査状況について平壌で直接説明を聞くため、26日午後に成田空港を出発しました。

 北朝鮮の特別調査委員会の責任者との協議は、28日から2日間予定されています。日本政府としては、まず拉致問題が最重要課題であることを伝えたうえで、調査の現状について問いただす考えです。今回の政府の代表団には、外務省や警察庁などのほか、日本人配偶者や遺骨の問題にも対応するため、厚生労働省からも担当者が参加します。ただ、日本政府としては、仮に残留日本人や日本人配偶者に関する情報が示されても「最初の報告」とは位置付けない方針です。

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