安倍総理、エボラ熱対策「国家の安全保障に関わる」[2014/10/27 13:40]

 安倍総理大臣は塩崎厚生労働大臣と会談し、エボラ出血熱について、関係閣僚会議やNSC(国家安全保障会議)で国内対策の強化を確認する考えを示しました。

 塩崎厚生労働大臣:「(総理は)何しろ早く(関係閣僚会議を)立ち上げないといけない。何がいつ起きるか分からないということで、危機対応は盤石なものにしておけと」
 安倍総理は、塩崎大臣からすべての入国者に対して、過去21日間、エボラ出血熱の発生国に滞在していたかどうかを確認するなど国内の対策について報告を受けました。そのうえで、できるだけ早く関係閣僚会議を開き、政府を挙げて対策を取る考えを示しました。安倍総理はさらに、「国家の安全保障にも関わることだ」として、塩崎大臣に対してNSCで報告するよう指示し、対応を協議する意向を示しました。

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