今度は望月環境大臣 野党が政治と金で追及強める[2014/10/28 11:53]

 望月環境大臣が政治資金収支報告書に事実とは異なる記載をしていた問題や宮沢経済産業大臣の政治献金問題を受けて、野党側は安倍内閣の「政治とカネ」の問題について追及を強める方針です。

 (政治部・小池直子記者報告)
 望月大臣は、自らの政治資金の問題について「法令上の問題はない」としたうえで、大臣を続ける考えを示しました。
 望月環境大臣:「私自身の法的責任については、何ら法令違反はないということです」
 さらに野党側は、望月大臣に加え、外国人株主が過半数を占める企業から宮沢大臣が献金を受けていた問題でも追及しています。安倍総理が以前、民主党の閣僚に対して「外国人から献金を受けた大臣は辞任すべきだ」と指摘したことを逆手にとって追及していく構えです。
 民主党・川端国対委員長:「当時、総裁であった安倍現総理が、極めて深刻な問題という認識を示したうえで、即刻お辞め頂きたいというふうにおっしゃっていました」
 相次ぐ政治とカネの問題や年末の消費税増税の判断など、今後は政権への批判が高まることが予想されることから、与党の一部からは早期の解散を求める声も出始めています。

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