今国会最大、対決法案 「一生派遣、一生低賃金」?[2014/10/28 11:54]

 28日午後には、国会で与野党の対決法案となっている労働者派遣法の改正案が審議入りします。

 派遣法改正案は、現在は一部の業種を除いて3年間に限られている企業の派遣労働者の受け入れ期間を廃止することが柱です。民主党など多くの野党は、「不安定な派遣労働者を増やすものだ」などと法案に反対していて、廃案に追い込む構えです。これに対し、政府・与党は、今の国会での成立を目指していますが、女性閣僚2人の辞任で審議入りが1週間遅れました。さらに、来月の第2週には、安倍総理大臣が国際会議で1週間不在になることもあり、成立は微妙な状況になっています。法案は、28日午後1時からの衆議院本会議で安倍総理らに対する質疑が行われ、29日からは委員会審議に入ります。

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