宮沢経産大臣の東電株保有に批判、「退任後」寄付へ[2014/10/28 13:40]

 所管している東京電力株の保有に批判が出ていることを受けて、宮沢経済産業大臣は、大臣を退任した後、福島の復興に役立てるため、すべての株式を処分し、全額寄付する考えを表明しました。

 民主党・直嶋参院議員:「大臣が東電の株を持つということは、利益相反ということになると思うが」
 宮沢経済産業大臣:「この在任期間が終わった後、私個人の気持ちとして、福島の復興に役立てるために、保有している東京電力株を処分して、全額寄付をしたい」
 宮沢大臣は、600株を保有している東京電力株について、30年以上前から持ち続けていて、大臣就任後は取引を自粛し、信託銀行に信託したと説明しました。そのうえで、「利益相反にあたるとみられるような行動は一切しない」と強調しました。

こちらも読まれています