野党、小渕氏などの任命責任追及→総理、改めて陳謝[2014/10/30 11:47]

 衆議院の予算委員会では、安倍総理大臣が出席して集中審議が行われています。野党側は、小渕優子前経済産業大臣の問題を含め、安倍総理の任命責任を追及しています。

 (政治部・朝日健一記者報告)
 委員会の冒頭、安倍総理は小渕前大臣など閣僚の「政治とカネ」の問題が相次いだことについて任命責任を認めました。
 安倍総理大臣:「安倍内閣の2人の閣僚が辞任をする。そういう事態を招いたことに対して、国民の皆様に大変、申し訳ない思いです。任命責任者である、まさに私の責任である」
 委員会では、小渕前大臣の元秘書の自宅に家宅捜索が入ったことについて、民主党議員がただしましたが、安倍総理は説明責任を果たしてもらいたいと改めて強調しました。
 安倍総理大臣:「司直によって明らかにされていくこともあるかもしれませんが、国民の負託を受けている議員としての責任において説明責任を果たしてもらいたい」
 一方で、委員会のなかで安倍総理は、収支報告書の記入漏れがあった枝野幹事長に対して「説明が満足かどうか」と牽制(けんせい)しました。「政治とカネ」を巡って国会は泥仕合の様相です。

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