沖縄県知事選 翁長氏が初当選 辺野古移設に反対[2014/11/16 21:14]

 アメリカ軍普天間基地の辺野古移設の是非を最大の争点とする沖縄県知事選挙は開票が始まり、新人の翁長雄志氏が当選しました。

 当選した翁長雄志氏:「戦後69年間、勘弁して下さいよというような切実な思いが今度の選挙にはあった」
 仲井真沖縄県知事:「全く想定外、全く考えていなかった選挙結果。(辺野古推進)という現実的な選択で納めないと、いつ解決するか見通しがつかめない」
 当選した翁長氏は辺野古移設に反対し、基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だと訴えてきました。当選が決まると、「ぶれなかった県民に感謝したい」と感謝の言葉を繰り返していました。今回の選挙は、去年12月の仲井真知事の辺野古埋め立て承認を受け、政府が進めている基地建設について、県民がどう判断するかが大きな争点となり、主張が明確に分かれました。開票作業は続いていますが、ANNでは情勢調査や出口調査、取材などを加味した結果、翁長氏の当選と判断しました。

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