みんなの党2議員、民主党へ 生活の党一部からも…[2014/11/20 17:04]

 21日の衆議院解散を前に、19日に解党を決めたみんなの党の2人の議員が民主党に入党、さらに生活の党の一部からも民主党への合流の動きがあります。

 (政治部・朝日健一記者報告)
 生活の党では20日にも、各議員が党に残留するか、民主党に入党するかの方針が決まるということです。複数の野党関係者によりますと、生活の党の一部議員が小沢代表から了承を得て離党し、民主党に入党をすることで最終調整をしているということです。人数について、小沢代表の周辺は「1人か2人だろう」と話しています。一方で、19日に解党を決めたみんなの党からは、山内国対委員長と中島衆院議員が民主党への入党申請を行いました。
 民主党に入党申請した山内衆院議員:「安倍政権に対する対抗軸というのを作っていかなくてはいけないと思う。核になるのは民主党しかないということを前から思っていた」
 そのほか、みんなの党では、浅尾代表など野党連携を目指すグループや渡辺前代表ら与党との連携を図るグループ、さらには松沢参院議員ら次世代の党との連携を模索するグループと、各議員が別々の路線を模索しています。そんななか、20日に民主党の田中眞紀子元外務大臣が海江田代表に対し、「仕事の状況を鑑みて、立候補は難しい」と述べ、出馬しない意向を明らかにしました。解散を前日に控えて、野党の離合集散が激しさを増しています。

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