「一票の格差」違憲状態も…改革案まとまらず[2014/11/28 17:23]

 最高裁判決で「違憲状態」と指摘されても、改革案はまとまりませんでした。

 参議院の選挙制度改革を話し合う与野党の協議会は、改革案の一本化を断念し、各会派の案を並べるだけの報告書を提出することで大筋合意しました。自民党が選挙区定員を「6増6減」するなど3つの案を示しているほか、民主党は選挙区を合併させる案を提案していますが、意見の隔たりが大きいため一本化できませんでした。参議院の「一票の格差」を巡っては、最高裁判所が26日、去年の参議院選挙について違憲状態という判断を示したばかりです。これを受けて、各党は、再来年に行われる次回の参議院選挙までに改革を実施することでは一致しました。

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