政治

2014年12月9日 11:52

前回最低だった投票率 今回は回復?カギは若者

2014年12月9日 11:52

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 総務省は、7日までに期日前投票をした人が約270万人に上ったと発表しました。投票率に換算すると2.59%で、戦後最低の投票率だった2年前の投票率の時と比べて、わずかな伸びにとどまっています。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 投票率について、各党の選挙担当者は、最低だった前回並みに低くなるとみています。
 「投票に行かない」人:「全然、よく分からないから行かないです」「親近感がないから遠いです、政治の世界が」
 「投票に行く」人:「20歳になったばかりで、選挙権を持っているので。ちゃんと自分の意思を表明しようと思います」
 投票率は1996年に初めて6割を切り、「郵政選挙(2005年)」と「政権交代選挙(2009年)」では持ち直したものの、前回の2012年はついに最低を記録しました。ANNの最新の世論調査では、選挙に「必ず行く」と答えた人は77%で、前回の選挙前の調査と同じレベルです。特に20代の投票率は前回37%台と低く、政治が若者向けの政策を後回しにしがちになる要因となっているのが実態です。仮に14日には投票に行かれないとしても、期日前投票であれば9日から13日まで、午前8時半から午後8時まで投票することができます。

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