「戦後最低の投票率」?で 自公3分の2超獲得[2014/12/15 11:46]

 安倍総理大臣の2年間の政権運営などを争点にした衆議院選挙が行われた結果、自民党と公明党の与党が合わせて326と、3分の2を超える議席を獲得しました。一方で、野党は、共産党が躍進した以外は伸び悩みました。また、投票率はテレビ朝日の推計で52.32%と、戦後最低を更新する見通しです。

 自民党・安倍総裁:「今後も自民党、公明党連立政権で、選挙を通じてお約束したことをしっかりと実行していきたいと考えています」
 自民党は公示前の295議席には及ばなかったものの、追加の公認を含めて291議席を獲得しました。また、公明党は4議席伸ばして35議席を獲得し、与党で合計326と憲法改正の発議や衆議院での再可決に必要な3分の2を超える議席を維持しました。一方、民主党は議席数を11増やしたものの、海江田代表が落選するなど73議席にとどまりました。
 民主党・海江田代表:「国民の信頼を得る、民主党再生の道半ばにあります。これからも着実に国民の皆様方の信頼を得る努力をしなければいけない」
 また、維新の党は公示前の議席とほぼ変わらず、41議席となりました。共産党は公示前の8議席から大きく躍進して21議席を獲得しました。また、次世代の党は大幅に減らして2議席、生活の党や社民党も2議席となりました。

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