投資協定の年内締結目指す 日イスラエル首脳会談[2015/01/20 05:50]

 イスラエルを訪問中の安倍総理大臣はネタニヤフ首相と会談し、2国間の投資協定について年内の締結を目指す方針で一致しました。

 (政治部・水頭洋太記者報告)
 2日目の会談は、経済の話題が中心でした。経営者の交流促進など、経済界の結び付きを強化していくことを確認しました。投資協定については、ネタニヤフ首相が「年内妥結を目指すことこそがアベノミクスだ」と呼び掛けました。安倍総理は、近く担当者を派遣する考えを示し、リーダーシップを発揮して年内締結を目指すことを約束しました。また、安倍総理は中東地域の安定に貢献する姿勢を強調し、ネタニヤフ首相は「どう変化するか注視してほしい」と述べました。
 安倍総理大臣:「中東和平等地域の安定のため、今後も積極的に関与して参ります。21日、パレスチナも訪問しますが、双方の側に真の友人として率直な助言を行っていきたい」
 安倍総理は日本時間の20日夕方、最後の訪問地であるパレスチナに入って和平交渉の再開を呼び掛ける方針です。

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