「極めて卑劣な行為で強い憤り」人質事件で安倍総理[2015/01/28 10:31]

 過激派組織「イスラム国」が拘束しているフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる男性の新たな画像の公開を受けて、安倍総理大臣は28日午前、「極めて卑劣な行為であり、強い憤りを覚える」と述べました。

 安倍総理大臣:「極めて卑劣な行為であり、強い憤りを覚えます。厳しい、大変、厳しい状況のなかで、後藤健二さんの早期解放に向けて政府一丸となって取り組むよう指示をした」
 後藤さんとみられる新たな画像の公開を受けて、政府は朝、関係閣僚会議を開いて対応を協議しました。そのなかで、安倍総理は「極めて厳しい状況だが、ヨルダン政府に協力要請をしていて、今後もその方針に変わりはない」という考えを示しました。政府は、今回の画像がこれまでの画像と同様に、音声も含めて後藤さん本人の可能性が高いとみています。

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