ヨルダンなどに防衛駐在官の派遣を検討 安倍総理[2015/02/03 00:04]

 過激派組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする事件を受けて、安倍総理大臣は、ヨルダンなどに防衛駐在官を新たに派遣する考えを示しました。

 安倍総理大臣:「今回の事案を経験して、ヨルダンは極めて情報収集能力は高いし、軍の情報力も高いということにおいて、(日本は)駐在武官の派遣も検討しなければならない」
 安倍総理は「軍の情報機関は軍人にしか情報を渡さないという慣習もある」と指摘し、ヨルダンをはじめとした中東の重要な地域に新たに防衛駐在官を派遣する考えを示しました。また、安倍総理は、日本人2人が拘束されていることを知りながら先月の中東訪問で2億ドルの人道支援を表明したことについて「総合的に判断して世界に発信しようと決断した」と述べました。

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