望月大臣、献金問題で釈明「交付決定知らなかった」[2015/03/02 11:50]

 望月環境大臣が代表を務める政党支部が、2011年と2012年にも補助金の交付決定を受けた企業から合わせて530万円の献金を受けていました。望月大臣は「交付決定は知らなかった」と改めて釈明しました。

 (政治部・小田川雄一記者報告)
 民主党の山尾衆院議員は、交付決定を知らないのは納得できないと望月大臣を追及しました。
 民主党・山尾衆院議員:「大臣の専門分野が二つ重なる領域において、その目的に資する大きな補助金交付を受けた。それを知らないとおっしゃるなら、地元の国会議員として仕事をしていない」
 望月環境大臣:「個々の問題は役所が決定することで、我々が個々の問題で決して政治家が口を出してはいけない」
 望月大臣は「この補助金は社団法人が決定した」として、違法性がないと説明しました。また、山尾氏は上川法務大臣も同じ期間に献金を受けていると指摘しましたが、上川大臣は「丁寧に調べて対応する」と述べるにとどまりました。民主党としては、引き続き望月大臣らの「政治とカネ」の問題を徹底的に追及する構えです。

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