復興予算「地方にも一部負担を」 竹下復興大臣[2015/03/04 05:53]

 竹下復興大臣は、2016年度以降の復興予算について、全額国費で賄うのは難しく、地方にも負担を求める必要があるという認識を示しました。

 竹下復興大臣:「すべて国費で復興に取り組む構図を作り、今日まで走ってきたことは事実だ」「本当にそれでいいのかという思いだ」
 そのうえで竹下大臣は、全額国が負担するのを続けるのは難しいとして、心のケアや高齢者対策などに重点を置くとともに自治体の財政状況や事業内容を考慮しながら、地方にも一部負担を求める考えを示しました。また、「5年間をひと塊として捉えた方が被災地の皆さんにとっては安心感がある」と述べて、2016年度以降の5年間も年度ごとではなく、一括の復興予算を用意する考えを示しました。

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