谷垣自民幹事長 「少年の実名と顔写真」報道に懸念[2015/03/10 15:00]

 川崎市で中学1年生が殺害された事件で、逮捕された少年の実名などが週刊誌で掲載されたことについて、自民党の谷垣幹事長は「ああいう報道はいかがなものか」と懸念を示しました。

 自民党・谷垣幹事長:「少年はまだ人格が固まっていない。そういう意味では、よく言えば融通性もあって、うまく指導すれば立ち直り得る。ああいう報道は私はいかがなものかと思っている」
 そのうえで谷垣氏は、週刊誌が実名と顔写真を掲載したことについて「容疑者に対する憤りの感情は理解できる」とする一方、少年法は少年の更生を考えて実名報道を禁じていると強調しました。谷垣氏は、法務大臣時代の2013年にも少年事件で週刊誌が実名報道をした際、「少年法の精神を尊重してもらいたい」と批判しています。

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