エボラ対策で専門家派遣 検査キットをギニアに供与[2015/04/17 18:31]

 政府はエボラ出血熱対策のため、シエラレオネに防衛医大の教官を派遣することを決めました。防衛省の職員が派遣されるのは初めてです。

 中谷防衛大臣:「我が国に対し、新たに2名の専門家の派遣が要請され、うち1名として、防衛医科大学校の教官を派遣することと致しました」
 エボラ出血熱を巡っては、日本からはこれまで感染症などの専門家延べ17人がWHO(世界保健機関)の活動に参加していますが、防衛省の職員が現地に派遣されるのは初めてです。また、政府は長崎大学と東芝が開発したエボラ出血熱の検査キットをギニアに供与することも決めました。まず、検査装置3台と3000人分の試薬を提供し、長崎大学の教授らが今月22日から現地で技術指導を行うことになっています。

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