「大戦への深い反省」示した安倍総理の狙いとは…(2015/04/22 17:15)

 世界が注目したスピーチに「心からのおわび」といった言葉は使われませんでした。アジア・アフリカ会議に出席した安倍総理大臣は、先の大戦への深い反省を示した演説を行いました。今回の演説で、安倍総理はどこに力点を置いたのでしょうか。

 (政治部・澤井尚子記者報告)
 安倍総理は、60年前に日本が初めて出席したこの会議こそが、平和国家として日本が歩み始めたスタート、原点であると考えていて、だからこそ未来志向にこだわった演説にしたかったのです。この演説では、先の大戦について「深い反省」という言葉を使う一方で、これまでの村山談話・小泉談話と踏襲されてきた近隣諸国への「おわび」は盛り込まれませんでした。ある政府関係者は「反省はし続けるものだが、おわびは何度も必要ない」と説明しています。また、村山談話などのキーワードの一つである「侵略」については、今後、「侵略などで他国の領土や独立を侵さない」と事実上、日本の過去の侵略は認めながらも、表現としては未来志向にしています。安倍総理は、22日の演説と来週行うアメリカ議会での演説への各国の反応を見極めながら戦後70年談話をまとめていく方針です。

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