TPPに関する情報公開法案を民主、維新が共同提出[2015/04/24 20:30]

 民主党と維新の党は、政府に対してTPP(環太平洋経済連携協定)交渉に関する情報を毎月1回、国会に対して報告することを義務付ける法案を共同で提出しました。

 民主党・岸本衆院議員:「TPP推進する立場であろうと、反対する立場であろうと、立法府としては、きちんとした情報を国民の代表として頂いて判断をしていくということのためにも必要だと思います」
 民主党は去年4月にも野党5党共同で同様の法案を提出しましたが、衆議院の解散によって廃案になっていました。法案では、政府に対して、TPP交渉に関する情報を少なくとも毎月1回、国会に報告することを義務付けています。また、国会から報告の要求があった場合には、政府に情報を提供する義務を課しています。今回の法案提出には、TPPに関する情報公開の促進を政府に求めることで、交渉への国会の関与を深めていく狙いがあります。

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