慰安婦問題「今でも胸痛む」 訪米中の安倍総理[2015/04/28 05:54]

 アメリカを訪問中の安倍総理大臣はハーバード大学で学生を前に講演し、慰安婦問題について「今でも胸が痛む」と述べました。

 安倍総理大臣:「慰安婦問題については、人身売買の犠牲になって筆舌に尽くし難い思いをされた方々のことを思うと、今でも私は胸が痛みます」
 そのうえで安倍総理は、「歴代の総理大臣の思いと変わりはありません」と述べ、政府として河野談話を引き継いでいると強調しました。歴史認識については「先の大戦に対する深い反省のなかで、平和国家としての歩みを70年間、続けてきた」と述べ、先週のバンドン会議での演説に引き続き「深い反省」に言及しました。ワシントンに到着した安倍総理は、オバマ大統領の案内で第16代大統領・リンカーンの記念碑を視察しました。友好ムードのなか、28日夜の日米首脳会談に臨みます。

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