消費者物価指数は2.8%↑ バブル以降最大の上げ幅[2015/05/01 11:52]

 総務省が発表した2014年度の消費者物価指数は、消費増税の影響などで前の年度に比べて2.8%上昇しました。バブル期の1990年度以降で最大の上げ幅です。

 2014年度の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除くと前の年度と比べて2.8%上昇しました。消費増税が大きな要因で、増税の影響を除くと上昇幅は0.8%となります。一方、3月の家計調査では、2人以上の世帯あたりの消費支出は31万7579円で、前の年の同じ月に比べて10.6%減少しました。減少幅は比較可能な2001年1月以降で最大です。消費増税前の駆け込み需要に対する反動が影響しているとみられます。

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