「和を以て貴しとなす」ソマリア海賊対策で司令官[2015/05/11 19:42]

 アフリカ東部のソマリア沖で海賊対策を担う多国籍部隊の司令官に就任する幹部自衛官が、13日のバーレーンへの出発を前に抱負を語りました。

 伊藤弘海将補:「和をもって貴しとなす。しっかりと各国の持ち味を日本人の良さとベストミックスさせながら頑張っていきたい」
 海賊対策を担う多国籍部隊の司令官に日本の自衛官として初めて就任する伊藤弘海将補(50)は、13日の出発を前に中谷防衛大臣と面会しました。中谷大臣は「司令官を出すことは我が国の安全保障にとっても意義深いことだ」と、伊藤海将補を激励しました。アフリカ東部のソマリア沖での海賊対策活動は、アメリカやイギリス、オーストラリアや日本などの多国籍部隊が担当しています。派遣期間は今月下旬から約2カ月間で、中東のバーレーンにある司令部で参加各国との調整にあたることになります。

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