政治

2015年5月13日 05:50

与党内で対立…公明「恥ずかしい」参院選挙制度改革

2015年5月13日 05:50

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 参議院の選挙制度改革を巡り、公明党の山口代表が自民党に対して「恥ずかしい状況だ」と厳しく批判する一方、自民党も反論し、対立が表面化しています。

 公明党・山口代表:「いまだに抜本(的改革)とはほど遠い意見も出ている状況は、恥ずかしいことだと思います」
 参議院の選挙制度改革では、一票の格差是正のため、自民党が6増6減案などを検討していますが、山口代表は不満を示し、「第1党が責任感を持つべきだ」と強く批判しました。これに対し、自民党の伊達参院幹事長は反論しました。
 自民党・伊達参院幹事長:「自分たちの主張だけを通す、そんなものは妥協なんてできるわけないでしょう」
 自民党は、来年の参議院選挙に向けて、6月中旬をめどに与野党で改革案を取りまとめたい考えですが、与党内からも批判が出て、厳しい状況になっています。

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