“盗聴”“司法取引” 国会審議入り 冤罪へ懸念も[2015/05/19 16:21]

 司法取引の導入で冤罪への懸念が出ました。

 民主党・黒岩宇洋議員:「(司法取引制度の導入で)新たな冤罪(えんざい)を生む可能性が高まるとしたら、『冤罪続出法案』とも呼ばれかねず、大きな問題です」
 国会では19日から、刑事訴訟法改正案の審議が始まりました。犯罪情報の提供と引き換えに罪を軽くする司法取引制度の導入や、殺人などの重大犯罪で取り調べを原則、録音・録画すること、捜査のために通信傍受、いわゆる盗聴の対象を広げることなどが盛り込まれています。上川法務大臣は「虚偽の供述によって第三者を巻き込む恐れに適切に対処できる」と強調しました。

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